遺言で出来る事とできない事

遺言で遺族等に指示できることは「財産に関すること」「身分に関すること」「祭祀の継承」の3点です。
「財産に関すること」は、財産の分割方法以外にも「〇年以内の財産分割を禁止する」「財団を設立する」といった内容も含まれます。
「身分に関すること」は、遺言による認知・未成年後見人の指定・後見監督人の指定・遺言による相続人の廃除及び廃除の取り消し・遺言執行者の指定の5点に限られています。
「祭祀の継承」お墓や仏壇といった先祖を祀る物は分割ができませんので、引継ぐ者(通常は一人)を遺言で指定する事ができます。
それ以外の事項、例えば「お母さんを助けて兄弟仲良く暮らしなさい」「長い間看病してくれてありがとう」など、遺言者の気持ちや法的拘束力のない伝言を「付言」として付け加える事ができます。遺言内容についての理由を付言で補足することも多いです。
ただし、相続人全員が遺言と異なる遺産分割を希望した場合は遺言より相続人の総意が優先されます。遺言書も絶対ではない、ということです。

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2017年2月10日 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:相続

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