菩薩と如来

寺院や博物館へ行かれると沢山の仏像を目にします。寺院では、山門に明王などが安置され、本堂の内陣の正面に本尊の仏像が安置され、両脇に脇掛の仏像が置かれているのを目にします。真言宗では、大日如来が奉られ、両脇には、不動明王や釈迦如来が安置されています。浄土宗は、阿弥陀如来が本尊として安置され、両脇には勢至菩薩と観音菩薩がおられます。曹洞宗では、釈迦如来を本尊としている事が多い様です。
各宗派には、本尊として如来が安置されている事が多く、廻りに、菩薩や四天王、明王などが奉られています。これら沢山の仏様には、それぞれに役目(使命)があります。
四天王は、帝釈天の部下で、東西南北におられ仏教を守る役割を持っています。不動明王や愛染明王は、仏道に従わない魔を打ち破る役目があります。そのため、明王は恐ろしい顔をして、武器を沢山持っています。他にも、鬼子母神や吉祥天など仏の眷属といわれている仏像もあり、神道の八百万の神々に負けない位沢山の仏様がいらっしゃいます。
さて、如来と菩薩の違いはなんでしょう。簡単にいうと、如来は、真理で宇宙に始めから存在している仏様とされています。菩薩は、真理(悟り)を求めている修行中の仏様です。菩薩には位があるようですが、僧侶も修行をされているので菩薩といえます。また、如来を補佐する役目があるので、本尊の如来の両脇に奉られる事が多いようです。
しかしながら、本来は如来でも衆生を救うため、あえて菩薩の姿をしている仏様もいらっしゃいます。有名なのは、弥勒菩薩で弥勒如来は、仏滅後五十六億七千万年後、娑婆世界(現世)に降りてきて、仏陀の救いに漏れていた人を救うといわれています。
この様に、仏様は様々な尊称と役目をもっていますので、寺院を見学した時、如来か菩薩かを知るだけでも感慨深く見学できるかもしれません。

参考⇒仏像と仏師の世界

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2012年10月28日 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:仏像

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