供花と胡蝶蘭

自分に縁のあった方のお葬式に、供花(くげ)を送ることはあるかと思います。手配を進めるにあたっては、ご遺族のご都合を伺った後、葬儀場に直接お願いをするか、葬儀社さんを通じて供花を送ることになります。葬儀社さんなどへお葬式の花を申し込んだ場合、決められた価格の範囲内であればお花の種類はお任せになります。お葬式の花はとげが無く、白か地味な色の花がふさわしいとされておりますので、昔は白菊や白百合という風に、決められた品種しかお葬式の花として使うことはできませんでした。しかし栽培技術の向上と共に、トルコ桔梗や菊の洋種が数多く出るようになると、それを中心にしたアレンジも出回るようになりました。

近年人気の胡蝶蘭は、白を基調としており唇弁が淡いピンク色という色合の上品さ、そして胡蝶蘭の花はまるでこちらを向いているように咲く姿が美しいと、祭壇を飾る花として選ばれることが多いようです。お葬式を挙げるご遺族の意識もだんだんに変化し、故人が好きだった花をお供えしたい、白でなくても淡い色合いのお花で、寂しくないように祭壇を飾ってあげたいという希望が良い形で表れてきているようです。

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2016年9月21日 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:葬儀・葬式

葬儀の大きさ

一口に葬儀といっても色々な種類と大きさが在ります。10人位の家族だけで送る家族葬から法人の役員の葬儀で会社が行う社葬、遺族と会社の2つで行う合同葬などです。近年は、葬儀を行わず火葬のみを行う事も多くなっていますが、これも葬儀のひとつのスタイルです。
密葬という言葉も良く耳にします。密葬は、秘密の葬儀という意味ではありません。本来は、後に本葬儀控えたものを密葬と呼んでいましたが、最近は、家族葬と同じ意味にとられています。家族葬が増えた原因を私なりに解釈すると、幾つかの要因が考えられます。
核家族が増え親戚が減った事、不況で葬儀に費用をかけられない。故人がかなりの高齢で交友関係が無い、地域や町会との付き合いが減っている事などです。葬儀の際に町会長が仕切る様な事も昨今は少なくなってきました。有名人の葬儀になるとかなりの規模になります。祭壇の大きさはさておき、弔問の方が千人位の葬儀は意外と沢山在ります。
焼香が始まり、終るまで2時間位かかるのも良くある事です。しかしながら、葬儀は大きさではなく、送る側がどれだけ衷心を持つ事だと思います。

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2016年5月2日 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:葬儀・葬式

家族葬での宗教

家族葬で葬儀をおこなった遺族は、菩提寺が無いといった方が、非常に多かったと記憶しています。お墓が無い方もいらっしゃいましたし、お墓が在っても公園霊園なのでお寺との付き合いが無いというケースです。その場合は、葬儀社がお寺を紹介する事が殆どで、遺族が指定した宗派の僧侶が家族葬のお勤めをします。まれに、神葬祭なので神官を紹介して欲しいというケースもあります。
家族葬が終った後もそのお寺とのお付き合いが続く事は余り無いようです。お付き合いが始まると、色々な行事に誘われたり、寄付を要求されたりするのではと警戒するのかも知れませんが、お寺から寄付を要求する事はありません。菩提寺の場合、葬儀の際のお布施が高いような気がしますが、話を聞くとそうでもない場合もあり、紹介のお布施より安い場合も多々あります。お寺との関係が希薄になった事が、家族葬が増えた一因かもしれません。お寺も一般の人との関係を深くしようと、色々な行事をしていますがまだまだ浸透していないようです。

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2016年2月2日 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:葬儀・葬式

家族葬のメリット、デメリット

家族葬のメリットは、なんといっても、残された遺族が近しい人だけでゆっくりと故人を送れる事でしょう。弔問の方が沢山見えると、どうしても挨拶などで気を使わなければいけません。
通夜の料理も足りているのか気にやむ必要もありません。葬儀後の香典返しも何にするのか考える必要もないでしょう。
弔問者が沢山来る葬儀になると、おそらく、通夜の葬儀の2日間は、あっという間に過ぎてしまいます。
このように、家族葬は、良い事ばかりの様な気がしますが、デメリットもあります。一般の葬儀になると、様々な方が見え、お話の中で遺族の知らない故人の一面を教えて頂いたり、交友関係を知る事も出来ます。特に交友関係が広い方が家族葬を行うと、葬儀後に、お線香をあげたいと沢山の方が見え、毎日気ぜわしい思いをします。
こんな事なら、普通に葬儀をすればよかったとの声を聞いたことも有ります。場合によっては、葬儀知らせてくれなかったと言われる事もあるかも知れません。
家族葬を行う場合は、故人の交友関係や社会的地位を考慮するのが良いかと思われます。

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2015年9月1日 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:葬儀・葬式

葬儀費用

人はその生涯の間、様々な儀式を通じその段階にふさわしいステージへと進んで行きます。その中でもお葬式は生涯最後の儀式として、最も厳粛なものとされております。
しかし、成長の段階や社会的立場の変化に応じて執り行う儀式は、前もって準備を整えることができますが、葬儀については、いつ執り行うことになるのかは誰にもわかりません。
普段からそんなことを想定しながら生きている人はまずいらっしゃらないと思います。
ですから、不意にその日が訪れた場合、多くの人が心配するのは葬儀費用のことのようです。各家の宗教やしきたりなど、色々な決まり事があると思いますので、それを尊重しつつ予算に応じた葬儀を挙げたいと思っていらっしゃることでしょう。

近年は葬儀社さんでも、様々な形式での葬儀の需要に応じ、色々な葬儀プランを提案してくれるところが多くなり、葬儀費用の見積りも快く提示してくれるようになりました。
これで一番心配している葬儀費用の目安をつけることができるので安心です。儀式というものは、滞りなく速やかに行うことが最上とされております。
人生最後のお葬式も、そうあって欲しいものだと思います。

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2015年8月16日 | コメント/トラックバック(0)|

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供花

葬儀の際、祭壇の両脇にお花が飾られているのを目にします。
供花といい、個人への供養として遺族、親族、友人、会社関係の方が出す事が多いようです。種類としては、菊を中心とした和花、菊以外の鮮やかな花が中心の洋花、菊と鮮やかな花が混在した和洋花があります。値段は15,750円からが多く、統一した料金で飾る場合と縛りがない場合があります。
通常の葬儀の場合、祭壇に向かって右の最上段の内側が最も血の濃い人、祭壇を挟んだ反対側が2番目というような順番で並べていきます。
一般的には、喪主(施主)、子供、兄弟というような順番ですが、葬儀委員長をたてた時は葬儀委員長が最上位です。
社葬等の場合は、逆になり会社関係が最上位になり遺族、親族はその後になります。

通常はその葬儀を施行している葬儀社に頼みますが、外注の花屋が持ち込む場合もあります。その場合、花の種類や宗派を確認した上で発注します。
確認せずに持ち込むと、洋花の中に和花が紛れたり、芳名板の字が著しく違ったりするので、出来れば、施行している葬儀社に頼む事をお勧めします。
キリスト教の葬儀の場合は、供花に芳名板を挿す事はしません。神の前では皆平等との精神からエントランス付近に芳名板を並べます。
頂いた供花は、告別式のお別れの際柩に入れます。
若し、余ってしまったら参列者の方々に差し上げる場合もありますが、葬儀の花は使い切りとの慣例で処分する事が多いようです。
また、キリスト教の場合洋花になるので教会へ差し上げると喜ばれます。

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2015年3月15日 | コメント/トラックバック(0)|

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葬式とは

葬式は人が亡くなられた時に行う儀式。
一言で言えばこんな説明になるかと思いますが、社会的には様々な目的、意味を持ってお行われる儀式が葬式です。

第一に、遺体を葬るということ。
亡くなられた方をそのままの姿で置くことはできません。
もちろん、悲しみにくれているご家族、ご親類にとっては、在りし日のままの姿でいてほしいと願うものでしょう。
しかし、命尽きたものは、しかるべき措置を施し、葬ることが必要です。

第二に亡くなった方をあの世へ送らなければなりません。
現世から、あの世へきれいに旅立ちを迎えさせてあげるための儀式、宗教的な意味を含めれば遺体をただ葬るということばかりではなく、この世に未練なくあの世に送ることが必要になります。

第三に、生きてきたこれまでの人生においてかかわりを持ったのは家族や親類ばかりではありません。
会社、友達、恩師、様々な人にかかわって人は現世に生きています。
現世でかかわった方々に亡くなったことを告げるためにも葬式は必要です。

そして第四に、身近にいた人、大切な愛する人の死を、伴侶、子供、兄弟、親、親戚、友人・・・・皆さんが受け入れるために必要です。

人の死、まして愛する人の死は、受け入れがたい現実です。
でもそれをしっかり受け止めるためにも、葬式は重要な儀式なのです。

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2014年4月16日 | コメント/トラックバック(0)|

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香典返しの金額の目安

香典返しの金額は、概ね半返しと云われていますが、場所により半返しの半返し、つまり、四分の一返しの場合もあるようです。
通常、お礼の奉書と送料はサービスになる事が多いようですが、料金が低いと送料が発生するようです。
香典返しの質問で良くある事例を少し列挙します。

Q、香典が3千円の場合、香典返しは必要ですか?
A、香典の本来の意味のひとつである、遺族への経済的支援という意味では必要無いと思いますが、どうしても気になる場合は送ります。しかし、千五百円の商品はあまり無く、送料が発生する場合もあるので故人との関わりで判断すれば良いかと思います。
Q、5人の連名で1万円の香典を頂きましたが、お返しは必要ですか?
A、必要無いと思います。香典を送った方々も香典返しを期待しているとは思えません。送っても恐縮してしまいます。また、千円の商品は殆ど無いと思います。
Q、親族で10万円包んでくれた方がいますが、半返しですか?
A、この場合、遺族を経済的に支援するのが目的です。半返しをすると相手の行為を無にするので、お返しは1万円~2万円が適当かと思います。

香典返しは地方により、習慣が異なります。葬儀を担当した葬儀社に確認することをお勧めします。

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2013年1月4日 | コメント/トラックバック(0)|

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香典返し

現在、香典返しには2つの方法のどちらかを選択する場合が多いようです。

即返しという方法は、通夜、告別式の両日で、殆どの方の香典返しを終わらせてしまう方法です。参列者の香典額の平均は5千円位が多いので、葬儀の日に2千円~3千円位の商品を渡し会葬礼状と香典返しの礼状を渡します。この場合、参列者の殆どの方の香典返しは終了するので、四十九日の忌明け後に香典返しを送るのは、1万円以上の方のみになります。
もう1つの方法は、従来の方法で、忌明け後に香典の金額の3割から5割の商品を送る方法です。この場合、商品が届く日は、四十九日法要をおこなった次の日から2、3日後に設定します。神道の場合は五十日祭後、キリスト教の場合決まりはありませんが一ヶ月後位になります。

従来の方法では、葬儀の日に会葬御礼を渡し、後日香典返しを渡すので結果的にお返しの総額が高額になります。例えば5千円の方の場合、会葬御礼で千円、香典返しで2千5百円、場合により送料が発生します。結果、通夜料理を入れると、頂いた金額の同程度を返す事になります。忌明け後であれば、色々な商品が選べるという意見もありますが、2千円~3千円の商品の種類は少なくやはり、お茶や海苔になる事が多いようです。
金額的な事を考えると即返しですが、従来の習慣を尊重するのであれば後返しになると思います。

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2012年12月30日 | コメント/トラックバック(0)|

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区民葬について

区民葬という葬儀の形式があります。東京都23区にお住まいの方であれば、どなたでもご利用になれる葬儀です。

区民葬という名前が付いているので、区から補助が出るようなイメージがありますが補助の類はありません。内容としては、区役所へ行きチケットをもらいそのチケットを葬儀社に渡します。チケットは、祭壇と柩、霊柩車、火葬料、骨壷の4種類有り、それぞれランクがあります。また、火葬料と骨壷は民間の火葬場を利用した際の割引チケットなので、公営の火葬場を利用した場合は必要ありません。祭壇と柩には3種類のランクがあります。祭壇は金襴4段、柩は桐八分棺のAが、247,800円、祭壇は白布3段、柩は桐六分棺のBが、130,200円、祭壇が白布2段、柩が桐プリント合板のCが95,550円です。他に、焼香道具、遺影写真、ドライアイス、人件費等は別途で必要です。B,Cの祭壇は小さいので自宅向きでAの祭壇は金襴祭壇という最近ではあまり見ない祭壇です。Aを選んだ場合は、葬儀社のオリジナル祭壇セットより割高になる場合が多いので注意が必要です。自宅で家族葬をおこなう場合は、BとCのチケットは良いと思いますが、細かい物は含まれてないので別途、料金が発生します。柩の桐六分棺やプリント棺は現在使われていません。葬儀社も区への登録葬儀社のみが取り扱える制度です。

区民葬は、数十年前に出来たものが改訂されていないので、少し利用為難い制度になってしまいました。

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2012年12月29日 | コメント/トラックバック(0)|

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