先祖供養

ご先祖様を供養する時、必ず様を付けます。「先祖」と呼び捨てにする事はあまりありません。日本では、大昔から自分の起源を尊敬していた証拠だと思われます。葬儀のあと、四十九日、一周忌と回帰法要がありますが、三十三回忌若しくは、四十九回忌を迎えると、弔いあげになり、本位牌は、お寺に納め先祖代々の霊の位牌に移ります。弔いあげ後は、ご先祖様となる為、全てのご先祖様と一緒に供養します。夏になると、お盆の供養があります。仏教では、盂蘭盆会の略だと云われていますが、仏教にはない習慣もあるので、古来の風習と仏教が合体したのではないかと云われています。東京周辺では、7月15日、他の地方では、8月15日に行われる事が多いようです。お盆の前には、わらで迎え火を焚き後には送り火を焚きます。提灯を飾り、精霊棚を作り、お供物を捧げご先祖様を供養します。提灯では鮮やかな岐阜提灯が有名ですが、新盆を迎える家は、柄の無い白い提灯を飾ることも有ります。精霊棚には、きゅうりの馬と茄子の牛を飾ります。きゅうりの頭を自分の家の方へ向け、茄子の頭は外に向けます。ご先祖様が馬に乗り一刻も早く帰ってきて欲しいとの願いと、歩くのが遅い牛に乗り出来るだけゆっくり戻って欲しいとの気持ちの現れです。お盆の行事は、地方によって様々ですが、盆踊りは、殆どの場所に在ると思います。昔の盆踊りは、寺社の境内で踊り、ご先祖様や亡者の供養の為踊りましたが、最近では、商店街や学校で行われています。沖縄の有名な踊りエイサーも盆踊りのひとつと云われています。このように、お盆の行事の全てが供養なのです。お盆になると、家を離れた家族も帰省し、楽しみながらご先祖様を供養するのですから、なんて素敵な行事なのでしょう。 

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  1. 供養の起源

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2012年6月26日 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:供養

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