映画「おくりびと」の感動と違和感パート2

映画における葬儀の描写は素晴らしく、実際の現場とほぼ同じだと思います。ニューハーフの納棺シーンは、さすがに実際にはありませんでしたが、ほかの葬儀、納棺のシーンは、全く納得出来るものでした。何より、本木氏、広末氏、山崎氏の演技が素晴らしいのに加え、酒田市の美しい映像と久石譲の音楽が圧倒的でした。葬儀の際のヒューマニズムの描写は見事でした。最後に父親を納棺する際、故人が石を握り締めていたときは、涙がとまりませんでした。このような素晴らしい映画でしたが、どうしても2点だけ引っかかる箇所がありました。本木氏が葬儀屋になったと妻に告げたとき妻が「汚らわしい」と言って逃げたシーンと、広末氏が言った納棺師だと「子供が学校でいじめられる・・・」のシーンです。現在、葬儀や納棺を生業とする人でも、こんな事言われた人は少ないのではないでしょうか。葬儀に関わっている自分たちがそんなふうに思われている様で、どうしても違和感の残るシーンでした。

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2012年2月27日 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:おくりびと

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